審判方法
フェンシングの試合における進行役は主審となります。
試合開始と終了の合図を出すこと以外にも、主審は試合中常にピストの横に控えていて、攻撃権、反撃権の移り方に違反が無いか、その他の反則にあたる行為が無いかを試合終了まで観察します。
得点の判定は、現在ではほとんどの大会で電気審判器が行っています。
これは他のスポーツには無いフェンシング独特の審判方法で、身につけているジャケットに剣先が触れることで通電し、攻撃が有効であったかどうかを電気で判定する審判方法です。
フェンシングの選手を観察していると、白いユニフォームの上に色の異なる厚い防具を身につけていることが分かります。
これがメタルジャケットと呼ばれる、通電式の防具です。
フルーレとサーブルでは、有効面が違うため、メタルジャケットの形も違います。
フルーレでは胴体部分のみのメタルジャケット、サーブルでは長袖の上半身のみのメタルジャケットを着用します。
フルーレでは、剣先で「突く」という動作が得点となるため、剣先には電気を送るボタンが付いています。
また、サーブルでは、剣の全体で「斬る」動作も得点となりますので、剣先に電気を送るボタンは付いていません。
エペでは、頭の先からつま先までの全身が有効面となるため、剣先のみが通電するようになっており、メタルジャケットは着用しません。
エペもフルーレと同じで、「突く」動作が得点となりますので、剣先には電気を送るボタンが付いています。
電気審判器は白、赤、緑の信号でどちらの選手がどのように攻撃したかを判定し表示します。
右の選手が相手を突いた場合、赤いランプが、左の選手が相手を突いた場合緑のランプが、メタルジャケットを着用していない無効面を突いた場合、無効を知らせる白いランプが点灯します。
このランプの色を見て、審判が得点を加算していきます。
ちなみに、初めてフェンシングで電気審判器が用いられた種目はエペです。
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ピックアップ!:試合の流れ
まず、選手二人がピストと呼ばれる競技場に入場します。 入場すると主審が剣と服装について検査を行います・・・
