用具と防具
フェンシングを漠然と観戦しているだけでは分かりにくいかもしれませんが、フェンシングの武器や防具には様々な種類があり、武器によって種目も分かれています。
武器の形状や長さによって、「フルーレ」「エペ」「サーバル」という3つの種目に分かれています。
それぞれ、オリンピックなどの公式のスポーツ大会で競技されています。
防具にも見た目だけでは分かりにくい特徴があります。
防具には、マスク、ユニフォーム、シューズ、グローブなどがあります。
ユニフォームは丈夫な綿やナイロンで作られていますが、大きな大会や公式な国際大会では、電気審判機による判定を行うため、メタルジャケットを着用します。
メタルジャケットとは、攻撃の有効性を電気信号で判定するためのジャケットで、通電性があり、相手に突かれたり斬られたりした場合に審判機に電気信号が送られるという特殊なジャケットです。
剣と有線で結ばれています。
伝統的なスポーツとしてのフェンシングの愛好者たちは、このようなメタルジャケットでは、正確なフェンシングが行えないとしてメタルジャケットを着用せず、従来のユニフォームで審判の目による判定を好んでいます。
マスクは金網で作られたマスクが主流でしたが、1982年の世界大会での事故をきっかけに、目の周辺のみ透明素材で作られたマスクを着用することが義務付けられています。
フェンシングは剣を使うスポーツですので、フェンシングを知らない人から見ると、とても危険なスポーツと誤解されていることも多いようです。
日本で、ジュニアのフェンシングがさかんに行われないのもそのような誤解のためであるともいわれています。
しかし、実際には、剣の突きをも貫通させない丈夫な防具を身につけるため、危険は少ないスポーツです。
安全性が高いということが広く認識され、これから世界で日本人選手が活躍することで、フェンシングが少しずつ日本にも広まることを期待してやみません。
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